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新たなスーパースター誕生!アメリカンファラオが圧巻の強さでケンタッキーダービーを制す

      2015/06/27

 その強さに、「今年こそアファームド以来の3冠馬誕生なるか!?」と期待を抱いた競馬ファンは多かったのではなかろうか。

 データ的にはそこまで悪くはないとは言え、20頭立ての18番枠という枠順。終始外々を回される苦しい展開。特に外を回らされたことによる距離損は大きかったと思われ、4コーナーでステッキが飛んだ時は「大丈夫か!?」と思った競馬ファンも多かった筈。

 しかしその心配は杞憂に終わる。

 ライバルたちよりも多くのロスを強いられながらも、直線のど真ん中を力強く伸びるアメリカンファラオAmerican Pharoah

 1番のライバルと見られたドルトムントDortmundは直線半ばで脱落。あとは名手ゲイリー・スティーヴンスが手綱を取るファイアリングラインFiring Lineとの一騎打ち。

 最後は内で必死に粘るファイアリングラインを、外から文字通り捻じ伏せて見せたアメリカンファラオ。チャーチルダウンズ競馬場につめかけた17万人の大観衆の喝采を浴びるに相応しい、本当に強い勝ち方だった。

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 アメリカンファラオは父パイオニアオブザナイルPioneerof The Nile、母リトルプリンセスエマLittleprincessemma、母の父ヤンキージェントルマンYankee Gentlemanという血統のアメリカ産馬(詳しくはこちら)。

 昨年の8月、デルマー競馬場のオールウェザー6ハロンのメイドンでデビュー。このレースは5着に終わるものの、2戦目でいきなりG1デルマーフューチュリティーSに出走。見事快勝し、初勝利がG1制覇という偉業を成し遂げる。

 続くG1フロントランナーSも快勝しG1・2勝目を上げると、その実績と勝ちっぷりが評価されG1ブリーダーズカップジュヴェナイルを故障で回避したのにも関わらず、エクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出される。

 幸い故障の程度は軽く、今年のレベルS(G2)で戦列に復帰するとこれも圧勝。そして本番ケンタッキーダービーへの最後のステップレースとしてG1アーカンソーダービーに出走すると、ここでも2着に8馬身差をつける大楽勝。

 押しも押されぬ大本命候補の1頭として、本番ケンタッキーダービーへと臨んできていた。

 これで通算成績を6戦5勝、内G1・4勝としたアメリカンファラオ。この時期の3歳馬としては言うことのない成績であり、昨年のカリフォルニアクロームに続くスーパースター誕生と言って良いのではないだろうか。

 父パイオニアオブザナイルが2着と涙を飲んだケンタッキーダービーを、息子が制すというストーリーは如何にも競馬ファンの心に訴えかけるものがあり、更に人気を集めることになるだろう。

 今後はプリークネスS、そしてベルモントSと3冠達成を目指して進んでいくことになるアメリカンファラオ。

 1978年のアファームド以来、アメリカでは実に37年間も3冠馬が誕生していないが・・・さてどうなるであろうか?

 まずは無事に、そして順調に今後の2冠に臨んで欲しいところである。

2015ケンタッキーダービー全着順 - エクイベース

 - 海外競馬

        
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