馬事総論ドットコム

馬に関することなら何でも取り上げるブログ

サトノラーゼンとポルトドートウィユ、ダービー追い切りを終えた京都新聞杯組の可能性

   

サトノラーゼン@2015京都新聞杯

 今年のダービー注目馬の追い切り記事もこれで最後。

 この記事では京都新聞杯でワンツーした2頭、サトノラーゼンポルトドートウィユについて考えてみたい。

スポンサーリンク

京都新聞杯1着 サトノラーゼン

 京都新聞杯から中2週、そして昨年の12月に復帰してから毎月出走して今回で7戦目。なので軽めの追い切りになるのは予想していたのだが、それにしてもちょっと軽過ぎるような気がしないでもない。

 正直ラストはもう少し伸ばして欲しかったかな。最後までがっちりと押さえたままで、正直負荷はそれ程掛かっていないように思える。この追い切り内容だと、前走よりも上積みを望むのは厳しいのではなかろうか。

 サトノラーゼンという馬は脚の長さは標準的なのだが、母父のインティカーヴの影響か胴が詰まった体型をしている。ベストはマイルから2000m前後の馬だと思われ、高速馬場なら2400mもこなせなくはないが、パフォーマンスが向上することはないだろう。

 正直上積みはあまり期待できないので、有利な内枠に入ったといっても勝ち負けまで望むのは厳しい印象。上手く行って3着ぐらいが現実的な線ではなかろうか。

京都新聞杯2着 ポルトドートウィユ

 こちらはサトノラーゼンと比べて中2週でもしっかり負荷を掛けてきた印象だ。

 正直相手なりに走る善戦マンといったイメージが強いポルトドートウィユだが、器自体はこのメンバーに入っても見劣りしないものを持っていると思う。将来的にはG1でも勝ち負け可能と評価しているぐらいだ。

 ただ如何せんまだ成長途上。もともとエアグルーヴの血を引く馬は晩成傾向が強く、古馬になってから本当に力を付ける馬が多い。

 香港でG1を勝ったルーラーシップも、3歳春はプリンシパルSでは強い勝ち方を見せたものの、展開が向かなかったとはいえ本番のダービーでは5着に終わった。

 同馬のいとこであるドゥラメンテは見事皐月賞を快勝したが、そのドゥラメンテにしても馬体を見ればまだまだ成長途上。ポテンシャルの高さで補っている印象がある。

 ポルトドートウィユも骨格などは申し分ないものを持っているのだが、如何せんまだその骨格を生かしきれる筋肉が備わっていない。本当に良くなるのは来年以降だろう。

 その状態でここまで相手なりに走り、安定した成績を残しているのだから大したもの。今回の追い切りでも安定したフォームで走れるようになっている様が窺え、一戦ごとに力を付けているのが分かる内容だった。

 好位から中団で競馬を進め、直線では長く良い脚を使うタイプだけに東京コースは向くだろう。また競馬センスも良い馬なので、混戦になれば浮上する可能性は高い。

 現状の力でどこまでやれるのか?掲示板ならば充分期待できるだけの力は持っていると思っている。

 - 追い切り

        
follow us in feedly

  関連記事

アンバルブライベン 好走する条件は揃った / 函館SS追い切り

 昨秋から一気に頭角を現し、スプリント路線のトップクラスへと成長したアンバルブラ …

ノンコノユメ 出来は良い意味で平行線 / ユニコーンS追い切り

 前走の青竜ステークスでは上がり34秒7という芝並みの脚を繰り出して快勝したノン …

アダムスブリッジ、ダービー追い切りで好印象。未知なる可能性を秘めた「大器」

 未知の魅力を備えた大器が満を持して大舞台に登場。ダービー最終追い切りを終えたア …

去年の毎日杯、ゴール前の攻防
あの評判馬が本来の姿を取り戻した!ここを踏み台に飛躍を狙う素質馬たち ~2015毎日杯追い切り診断~

 昼はオーストラリア、夜はドバイと、本日は世界各国で日本馬の大レース挑戦が行われ …

【ダービー追い切り】ドゥラメンテ 出来落ちの懸念を払拭できず

 ドゥラメンテを管理する堀宣行調教師は追い切り後の会見で「動き自体は皐月賞より一 …

必死に粘るキタサンブラック
【ダービー】キタサンブラック 数少ない「距離が伸びて良い馬」

 今年の皐月賞からダービーへの転戦組の中で、距離が伸びて良さそうと思える馬は意外 …

アドマイヤエイカン 素質は上位、息の長い末脚を生かしたい / 札幌2歳S追い切り

 芝コースで長めから意欲的に追われた須貝厩舎のアドイマイヤエイカン。  大型馬な …

レッドデイヴィス 7歳になってもまだまだ元気。鳴尾記念で一発狙う

 明日阪神競馬場で行われる鳴尾記念に、レッドデイヴィスが出走する。  以前のブロ …

トーホウジャッカル 劇的に良化しないと厳しいか / 宝塚記念一週前追い切り

 宝塚記念で復帰を予定している昨年の菊花賞馬トーホウジャッカル。  その宝塚記念 …

プロフェット スケールの大きさはメンバー中随一 / 札幌2歳S追い切り

 ハービンジャー産駒が1~2番人気を独占しそうな今年の札幌2歳ステークス。  お …