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あの「ワンダーボーイ」が京都参戦!?欧州トップステイヤーが春の天皇賞参戦を示唆

   

 現地時間の28日に行われたドバイ・メイダン競馬場で行われたG2ドバイゴールドカップ

 残念ながら日本からの参戦はなかった同レースだが、メイダン競馬場芝3200mを舞台に好レースが展開され、昨年の愛セントレジャー(愛GⅠ)の勝ち馬であるブラウンパンサーBrown Pantherが、4角先頭から直線後続を突き放すという強い内容で快勝した。

 そのブラウンパンサーがレース後、春の天皇賞参戦を示唆。欧州のトップステイヤーが日本競馬参戦の可能性が出て来た事を、各メディアが一斉に報じた。

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馬主は元世界的サッカー選手

[スポニチ] 【ドバイゴールドC】オーウェン氏所有馬V 天皇賞・春参戦前向き
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/03/30/kiji/K20150330010077640.html

 ドバイゴールドC(芝3200メートル)はサッカー元イングランド代表のマイケル・オーウェン氏が馬主のブラウンパンサー(牡7歳、父シロッコ)が優勝。オーウェン氏は「競馬はサッカーより分からない。私にとっては本当に特別な馬。今後は日本の2マイル(芝3200メートル)も選択肢の一つ」と見通しを語った。

 すでに天皇賞・春(5月3日、京都)の予備登録を済ませ、選出馬になっている。ダスコム師も「様子を見てからになるが、次は日本に行くことを考えている」と参戦に前向きだった。

 昨年のブリーダーズカップ・ターフ(米GⅠ)以来のレースとなったブラウンパンサー。休み明けでの長距離戦ということで息持ちが心配されたが、レース振りはまさに王道を行くもので戦前の心配など無用だと、強烈に印象付けるものだった。

 道中2番手追走から4コーナーで早め先頭に立ち、直線では後続を突き放しての勝利。まさに無類のスタミナを誇示するもので、これぞステイヤーといえるレース振りだったろう。

 タフな競馬が繰り広げられる欧州長距離路線で、エスティメイトらと共にレベルの高い争いを繰り広げてきた実績は伊達ではなかった。本当に強いレース振りで、ここでは1頭抜けた存在だったのは間違いないだろう。ライバル・エスティメイトが引退した今、欧州長距離路線を引っ張っていく存在となったのは間違いない。

 このブラウンパンサー、次走は選出されている春の天皇賞への出走に前向きだという。もし実現するならば素晴らしいことだと思う。

 外国馬が参戦するたびに言われるのが日本の高速馬場への適性だが、こればかりはやってみないと分からない。一般的にはこなすよりこなさない可能性の方が高いかもしれないが、中には2013年の3着馬レッドカドーRed Cadeauxのように好走することもあるからだ。

 確かに過去2年の天皇賞のような超高速馬場だと厳しいかもしれないが、雨でも降って馬場が荒れ、時計が掛かるようになると俄然面白い存在へと浮上するだろう。とんでもないスタミナの持ち主であることは、先のドバイゴールドカップのレース振りで実証済みだ。

 それにまるっきり速い時計に対応できないというわけでもない。ドバイゴールドカップの勝ち時計は3分18秒84だが、これを日本式の時計に直すと3分17秒3前後となる。馬場がちょっと渋れば、これぐらいの時計で決着する春の天皇賞などザラだろう。ある程度のスピード能力は秘めていると考えて間違いない。

 また同馬の馬主兼生産者であるマイケル・オーウェン氏は著名な元サッカー選手。現役時代は「ワンダーボーイ」と呼ばれ、母国イギリスはもとより世界のサッカー界でもトップクラスの実力と名声を得ていた英雄的存在だ。もちろん日本のサッカーファンにも良く知られている。

 そのオーウェン氏の所有馬が春の天皇賞参戦となれば、それは大きなニュースとなるだろう。春の天皇賞を全世界的にアピールするという意味でも、ブラウンパンサー参戦の意義は大きい。是非とも淀にやってきて欲しいというのが正直な思いだ。

 まだ正式決定には至っていないが、大きく前に進み始めたブラウンパンサーの春の天皇賞参戦。是非とも同馬とオーウェン氏を淀のパドックで見たいものである。

 ■ブラウンパンサーの詳しいプロフィールはこちら

 - 海外競馬, 競馬雑談

        
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