イスラボニータ 立て直しは成功。春とは状態の差は歴然 / 毎日王冠馬体診断
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— 競馬ラボ KEIBA LAB (@keibalab) 2015, 10月 6
今年の春は中山記念で5着に敗れたあと、次走に予定していた大阪杯は回避と消化不良のシーズンを過ごすこととなったイスラボニータ。
その不振の兆候は馬体にも現れていて、春2走のフォトパドックを見ると馬の表情に覇気が無く、また馬体にも緊張感が足りず緩さが目立っていた。
その時と比べると今回はしっかり休みをとった効果だろうか。毛ヅヤは明らかに良くなっており、馬体の張りも格段と良くなっている。
最終的な判断は追い切りを観て下したいところだが、立て直しは成功したと考えても良いかも知れない。
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東京芝1800mという舞台設定は、イスラボニータにとってはまずまず合っていると言えるだろう。
前脚をピンと伸ばした特徴的なストライド走法を武器とする同馬だが、後ろ脚が少し短い為、ストライド走法の割には意外と脚の使える区間は短めだ。
道中のペース、仕掛けどころのタイミングにもよるが、大体良い脚を使えるのは2ハロンぐらいだろう。
脚をしっかりと使い切るという意味では、最後の直線が400mあまりの競馬場が一番合っている印象なのだが、毎日王冠は例年前半スローの上がり3ハロン勝負の競馬になりやすいだけに、その辺は仕掛けるタイミングを遅らせることにより誤魔化せそうな気はする。
首が少し太くなってきたので、3歳時と比べると距離に限界が出て来ている可能性はある。それでも全体的に見れば馬体に大きな変動は無いため、以前と同じように1800~2000mがベストの馬という評価は大きく変っていなさそうだ。
レースキャリアを重ねて古馬になると、脚元に歴戦のダメージを抱える馬もそれなりに多くなってくるのだが、今のところイスラボニータにはそのような兆候は無い。この状態ならはこの秋シーズン。本来のイスラボニータの走りを楽しむことが出来るのではないだろうか。

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