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【オークス追い切り】ルージュバックが本来の動きを取り戻す

   

 桜花賞後に即座にノーザンファーム天栄に放牧に出し、ギリギリまで当地で調整を重ねてレース10日前に美浦に戻すという、言わば博打に近い手に打って出たルージュバック陣営。

 条件戦とか休み明けの一叩きならばいざ知らず、春の牝馬クラシック総決算のレースであるオークスで、俗に言う「10日競馬」を選択した陣営の決断は、その異例さから各所で議論を呼ぶ形となっていた。

 果たしてその賭けとも言うべき決断は正しかったのか間違っていたのか?ルージュバックの最終追い切りの動きに注目が集まっていたのだが・・・。

 あくまで筆者の個人的な感想と断っておく。そしてその決断の真の是非はレースが終わってみないと正確には分からない。

 ただ・・・、ルージュバック陣営は恐らく賭けに勝った。そう思える動きを披露するルージュバックの姿が、そこには有った。

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 元々身体全体を使って豪快な動きをする馬なので、正直いつも良い動きをしているように思ってしまうルージュバック。実際桜花賞の時の動きも、個人的には素晴らしいものだと先程まで思っていた。

 ただ今回の追い切りの動きと桜花賞時の動きを、何度も何度も動画を見比べながら比較すると、その違いが徐々に見えてきた。今回の追い切りの方が馬体に柔軟性が感じられ、身体を大きく使って走れているのだ。なので当然脚の振り、切れも前走時より今回の方が素晴らしい。

 試しにルージュバックの過去の追い切り動画を全部見てみたのだが、今回の動きは底知れぬ可能性を感じさせていた2歳時の動きに良く似ているように思う。今年になってからは重心(胴体部分)が安定した代わりに、ストライドが若干小さくなっていた。

 個人的にはそれは身体に筋肉が付いた影響によって関節の稼動域が狭まり、それによって以前のストライド型から若干ピッチよりに変化したものだと思っていたのだが・・・。実は単純に身体が硬くなっていただけなのかも知れない。

 今回のノーザンファーム天栄での調整では「本来のルージュバックを取り戻す」というテーマで調整を重ねられてきたようだが、今回2歳時に見せていたような荒削りながらも躍動感溢れるフットワークが戻ってきたところを見ると、その調整は成功したと見ていいだろう。牧場側は良い仕事をしたと思う

 見た目には桜花賞時よりも良化し、反撃の態勢は整ったように思えるルージュバック。

 その見方が果たして正しいのか間違っているのか。答えはもうすぐ明らかになる。

 - 追い切り

        
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