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ちょっとした誤算も有ったようだが・・・。ルージュバックの桜花賞最終追い切りを見て思うこと

   

 8日、東西トレセンでは桜花賞の最終追い切りが行われた。

 その中でも注目を集めたのが、1番人気が予想される3戦3勝無敗の牝馬ルージュバック。

 追い切りではいつも抜群の動きを見せる天才少女が、桜花賞の最終調整をどのような形で終えたのか?追い切り動画を見ながらジャッジしたい。

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この時期の3歳牝馬としては別格の動き

 ▼ルージュバック“うれしい誤算”併せ馬パートナー置き去り - スポニチ

ルージュバックの追い切りが動いたのは向正面。先行したキングラナキラ(4歳500万)を外から勢いよくかわして前に出る。「掛かったのか?」。記者席がどよめいた。そのまま先行して5F65秒2~1F12秒8。直線は重い馬場をものともせず、豪快なフットワークでパートナーを5馬身突き放した。

 動きそのものは文句なし。一方で併せ馬にならなかったのも事実だが…。会見場に現れた大竹師は明るい表情で「雨で手綱が滑って(馬が)ゴーサインと勘違いした」と向正面のシーンを解説した。鞍上は手綱からハミを通して馬に指示を出す。この勘違いは鞍上の指示に瞬時に反応したことの証でもある。

 パートナーと併せ馬にならないという誤算は有ったみたいだが、動き自体はこの時期の3歳牝馬とは思えないほど別格のもので、本当に素晴らしかったと思う。

 ちなみにこの日計時した時計は、この日の南Wコースの1番時計だったようだが、ルージュバック自体は全く無理をしていなかった。

 最後まで馬なりの余力を充分に残した走りで、それでも1番時計を計時してしまうのだから、これは基本性能が他馬とは違い過ぎるということだと思う。余程の不利が無ければ、正直桜花賞は負けようが無いのではなかろうか?

 個人的には桜花賞はただ勝つというよりも、どのような勝ち方を見せるか?という点に注目したいと思っている。既に秋の凱旋門賞挑戦が囁かれている同馬だが、私もそれだけの馬だと思っているからだ。

 確かに今まで1800m以上の距離を使われてきた馬なので、初めて経験するマイル戦のシビアな流れに困惑してしまう可能性は決して低くはないと思う。

 現代競馬は昔よりも馬同士の能力が接近しており、スーパーホースといえども適性外の距離を使われたり下手な騎乗をしたりすると、思わぬ敗戦を喫することは良くある。

 なのでルージュバックも初めてのマイル戦で不覚を取る可能性はそれなりに有るとは思っているが・・・。それでも普段どおりの競馬で勝って欲しいという気持ちが強いかな。秋のフランスで飛躍する姿を見たいので。

 実は桜花賞には一口で出資しているレオパルディナも出走する。なのにルージュバックに勝って欲しいというような記事を書くのは如何なものか?とは自分でも思うのだが、しょうがないよね、ルージュバックもパルディナに負けないぐらい好きなんだから(笑)パルディナには後で謝ることにする(苦笑)

 いよいよ4日後に迫った桜花賞。残念ながら連日の雨で桜はかなり散ってしまったが、それに負けないぐらい魅力的な乙女たちの艶やかな姿を見に、週末は阪神競馬場に足を運びたい。

 - 追い切り

        
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