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トレヴ G2コリーダ賞を圧勝!凱旋門賞3連覇に向け好発進

   

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 いまだかつて達成した馬どころか、挑戦した馬さえ存在しない凱旋門賞3連覇

 この世界競馬史上初となる偉大なる挑戦に向け、5歳となった今期も現役続行を宣言し調整を重ねられてきた名牝トレヴTreve

 そのトレヴの今期緒戦となるコリーダ賞(仏G2)が、さきほどフランス・サンクルー競馬場の芝2100mを舞台に行われた。

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 昨年はシーズン初戦となったG1ガネー賞で敗れてから一次スランプに陥り、凱旋門賞直前には引退の危機がまことしやかに囁かれるほどの事態となったトレヴ。

 それだけに今回の同じく休み明けとなるコリーダ賞において、どれだけのパフォーマンスを見せることが出来るか注目された訳だが、終わってみれば戦前の心配が全て杞憂であったと笑い飛ばせる程の圧勝劇。さすが牝馬相手では力が違うと、その実力の程を再確認するレースとなった。

 レースを振り返ると、まずゲートでだいぶ待たされたトレヴ。一番最初にゲート入りした為、他馬が全てゲートインするまで5分以上ゲートの中で待たされたが、落ち着き払って全く影響はなかったようだ。

 スタートはまずまず決めたトレヴ。当面のライバルと思われたウィーアーWe Are が前に行き、昨年のドイツオークス馬フェオドラFeodora が横でマークする形となったが、鞍上のティエリ・ジャルネ騎手は全く意に介さない様子だった。

 そのままレースは進み、馬群は最後の直線へ。

 トレヴの前は何頭もの馬がひしめき合い壁になっており、「ちょっとこれはスペースが無いか」と一瞬焦ったが、そこからジャルネ騎手が徐々に馬を外に導くと、外にいた馬を押し出すように進路を確保。

 残り350m過ぎから追い出しを開始されると、最初はちょっと太めだった影響からか加速に手間取ったが、残り300mを過ぎた辺りからエンジン点火。2番手以下を一気に突き放し、最後は2着のウィーアーに4馬身差を付ける圧勝劇で、凱旋門賞3連覇に向け幸先の良いスタートを切った。

 見事力の違いを見せ付けたトレヴだが、以前書いた記事で触れたようにまだまだ馬体は仕上がり途上で、結構太かったと思う。最後の直線での身のこなしも、良い時のトレヴならもっと素軽さがあり、それこそ飛ぶように着差を拡げた筈だ。

 正直出来自体は良いとこ7分から8分ぐらいだっただろう。ただ昨年との違いは身体に痛いところが無かったところ。

 昨年は背中を痛めていて、それを庇うことにより走りのバランスが崩れ、結果心身ともに病むという悪循環が凱旋門賞直前まで尾を引いていた。

 今年は昨シーズン終了後しっかり休んだことにより、ここまでアクシデント無く順調な調整を重ねられてきた。この差は非常に大きかったと思う。

 見事期待通りのパフォーマンスでシーズン初戦を勝利で飾ったトレヴ。レース後もケロッとしているようで、管理するクリスティアーヌ・ヘッド調教師は当初の予定通り、来月28日に行われる予定のG1サンクルー大賞に向かうと発表した。

 その後は休養に入り、秋はヴェルメイユ賞から大目標となる凱旋門賞へというローテが組まれているトレヴ。果たして負けなしで大一番に挑むことが出来るか?世界中の注目が集まることだろう。

 秋の凱旋門賞には今年も何頭かの日本馬の参戦が見込まれている。果たして過去2年のように日本馬の前にトレヴが立ちはだかるのか。それとも逆にトレヴの夢を日本馬が打ち砕くのか。

 今から「その時」が非常に楽しみだ。

 - 海外競馬

        
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