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アラバスター 現時点では完全な力負け。今後の成長に期待か / 札幌2歳S回顧

   

 この記事では後方から追い込むも5着に終わったアラバスターについて、簡単に振り返ってみたい。

 まずパドックでの感想だが、正直馬体の緩さがかなり目立った。

 デビュー戦のパドックと見比べてみたのだが、ほとんど上積みらしいものは感じられなかったといって良いだろう。元々奥手っぽい馬だとは以前から感じていたが、その思いを裏付けるようなスローな良化度合いだった。

 緩慢な歩様にあまり締まりを感じられない馬体。正直「これは厳しいだろうな」と直感せざるを得ないパドックだったと思う。

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 さてレースだが、スタートで行き脚が付かず最後方からの競馬になってしまったアラバスター。

 行き脚が付かなかったのはゲート出がイマイチだったこともあるが、トモが緩くてダッシュが利かなかった事が最大の要因だろう。

 鞍上の菱田騎手もポジションが取れなかったことから、腹を括って追い込む競馬を試みる。道中ペースが緩んだところでも全く動かなかったところをみると、おそらく直線だけの競馬でも母親と同じように差し切ることが出来ると思っていたではなかろうか。

 ただその期待はあっさりと裏切られることになる。

 後方であれだけ脚を溜めておきながら、直線ジリジリとしか伸びずに上位2頭との差を全く詰めることが出来なかったアラバスター。その脚色を見ると、現時点では母レーヴディソールほどのバネと脚力は到底備わっていないと判断せざるを得ないだろう。

 少なくとも今回に関しては完全な力負け。現時点ではその評判に実力が伴っていないと見るのが正しいと思う。

 果たして今後どれだけ成長することが出来るか。晩成で本当に良くなるのは古馬になってからと思われるだけに、アラバスターの血統的な底力と今後の成長に何とか期待したいところだ。

 - レース回顧

        
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