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プロフェット 叩き合いで屈するが負けてなお強しの内容 / 札幌2歳S回顧

   

 札幌2歳Sで勝ち馬と激しい叩き合いを演じたものの、惜しくもハナ差及ばず2着終わってしまったプロフェット

 残念ながら1番人気に応えることは出来なかったものの、それでも勝ったアドマイヤエイカンと遜色ない力を示した同馬の札幌2歳Sについて、この記事で振り返ってみたい。

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1、パドック

 少しチャカつくような仕草は見られたものの、顔つきなどは平静そのもので何ら問題はなかったと思う。

 プラス6キロとデビュー戦より馬体を増やしてきたが、見た感じは逆に無駄肉が落ちてスッキリしたように見えた。背が伸びたとか脂肪が落ちて筋肉が増えたとかがプラスの要因だろう。前走時より身体的成長が見られた証ではなかろうか。

 馬体の印象としてはハービンジャー産駒らしさを醸し出しながらも、上級クラスで戦える軽さを備えている馬という印象だろうか。

 四肢の長さは標準的でやや胴長、脚捌きは如何にも小回りが効く感じなので、東京コースのような広くてトップスピードの高さを求められる競馬場よりも、機動力やコーナーでのハンドリング適性が求められる中山、福島などの小回りコースが向いていると思う。

 仕上がりは万全。一目みて勝ち負け濃厚な状態だと直感した。

2、レース

 アドマイヤエイカンとの叩き合いで敗れたものの、レース内容に関してはプロフェットも勝ち馬に遜色ない素晴らしいモノを示したと思う。

 前崩れの展開となったレースの流れの中で、一番前のポジションから自分で動き押し切る寸前まで行った内容は出色モノで、これこそ負けてなお強しというべきもの。

 また4コーナーでは一旦アドマイヤエイカンに並ばれたが、直線の入り口では逆に突き放しているように、瞬発力に関しては勝ち馬よりも上のものを示していた。

 最後は流れが厳しかった分わずかに差されてしまったが、この内容でこの着差は同馬も勝ち馬に等しい力を備えているという証明となるだろう。

 レース前にプロフェットの追い切りを伝えた記事において、「ベルーフに並ぶ素質の持ち主」と書いたが、その言葉の真実味が増す強いレース内容であった。

3、将来性

 先にもチラッと触れたが、プロフェットの将来性はかなり高いと思っている。ベルーフに並んでハービンジャー産駒の代表産駒となる可能性もあるだろう。

 成長タイプは大体3歳の秋から4歳夏にかけて完成するタイプではなかろうか。早熟ではないが晩成というわけでもなく、まあ普通の成長過程を見せる馬だと思う。

 馬のタイプとしては中距離からクラシックディスタンス以上の距離を得意とするタイプだろう。自身の血統が示すイメージどおりの馬になると思われ、小回りコースの中長距離戦で堅実な走りを見せる馬に育つと思われる。

 力量的には同馬もクラシックを盛り上げる1頭として今後も活躍することは間違いない。年末のホープフルSや年明けの京成杯に出てきたら、是非とも狙ってみたい1頭だ。

 - レース回顧

        
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