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【シンガポール航空国際C】マイネルフロストは直線伸び切れず4着。ダンエクセルが逃げ切り連覇達成

   

 ▼シンガポール航空国際カップ(星G1)の全着順はこちら

 スタートを決めて外2番手のポジションを獲った時は「やった!」と思ったんだけどねぇ・・・。

 17日、シンガポールはクランジ競馬場で行われた国際G1シンガポール航空国際カップ(芝2000m)に出走した日本のマイネルフロスト

 道中は逃げたダンエクセル Dan Excel をマークするような形で2番手を追走。4コーナーを抜群の手応えで周り先頭に並びかけるも、直線では逆に突き放され失速。最後は更に2頭に交わされ、4着でのフィニッシュとなった。

 11頭立ての8番枠からの出走だったので、ポジション的にはあれ以上は臨めなかっただろう。マイネルフロストは前に壁を作った時の方が好走している馬なので、そのようなポジションを取れればとはレース後思ったが、さすがにあの展開では難しかった。

 道中は海外特有のスローな流れになった為、結構行きたがっていたように思う。折り合いを欠くまでには破綻しなかったようだが、松岡騎手も抑えるのに必死という感じだった。馬も多少力んで走っているように見え、最後の失速はその影響も合ったかも知れない。

 直線では一瞬先頭に並びかける場面もあったものの、勝ち馬にはヨーイドンからの瞬発力の差を見せ付けられた印象だ。勝ったダンエクセルは最後の直線400mで21秒69の相当速い脚を使っている。

 これを1ハロン平均に直すと10秒845となり、10秒台後半の脚を2ハロンに渡って使い続けていることになる。さすが2013年にはチャンピオンズマイル(香G1)も制している実力馬。とんでもない爆発力だ。

 そしてマイネルフロストが使った脚は22秒40、1ハロン換算だと11秒20となる。マイネルフロストもそれなりの脚を使っているのだが、溜めてからのスプリント勝負だと分が悪かったという事もあるかもしれない。

 シンガポールの芝は香港と同じ様な芝を使っており、直線で末脚を爆発させる為にはある程度のパワーが必要となる。今回上位に来たダンエクセルやミリタリーアタック Military Attack などは如何にもノーザンダンサー系らしい筋骨隆々とした馬体をしており、逆にマイネルフロストはスラッとした体型で逆に目立った。

 海外の競馬は日本以上にスローからの上がり勝負の競馬が多いので、マイネルフロストのような瞬発力に若干欠けるタイプの馬は合わないのかも知れない。またパワーも必要になるので、軽過ぎる典型的なディープ産駒なども苦戦するのだろう。

 それでも今回のメンバーならと期待したのだが、やはり海外の壁は甘くはなかったようだ。ただマイネルフロストにとっては良い経験となっただろう。

 日本に帰国してからの同馬の更なる活躍に期待したい。

 さて勝ったダンエクセルだが、これで昨年の同レースに続く連覇となった。

 国際G1タイトルはこれで3つ目。近走はマイル路線で走り、現時点で世界最強マイラーと名高いエイブルフレンドの後塵を拝し続けてきた訳だが、やはり2000mぐらいの距離で主導権を握って競馬すると強いね。

 先にも述べたが直線の爆発力は大したものだった。最後ミリタリーアタックの強襲に有ったものの、後ろに迫られてからもう1度伸びる場面を見せたからね。まだ余裕が有ったという事だろう。

 最近はアジア・オセアニア地域でも交流が活発となり、日本からもこれら地域に適レースを求めて遠征することが増えてきた。もしかしたらダンエクセルも今秋、再びどこかで日本馬の前に立ちはだかるかもしれない。

 ▼ダンエクセルの詳しいプロフィールはこちら

 - 海外競馬

        
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