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ミッキーアイル 最終追い切りを坂路に戻してきた意味とは / スプリンターズS追い切り

   

 安田記念では気性面の若さを前面に出してしまい、15着と大敗したミッキーアイル

 当日はレース前からテンション高めでかなり発汗していたし、控えたことだけが大敗の要因ではないのだろうが、あれだけ行きたがる姿を見ると現状スプリント戦の緩まない流れの方が気性的に合っているのは間違いないのだろう。

 体型的にはどうみてもマイル~中距離向きの馬体をしているのだが・・・。本当に難しい馬だなと見るたびに思う。

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 今年に入ってから最終追い切りはずっとCWコースで行ってきたミッキーアイルだが、今回は久々に坂路で追い切ってきた。

 もともと音無厩舎は基本的に坂路で追い切る厩舎なので、これは仕上がりだけを考えれば歓迎できる材料だろう。厩舎に蓄積されているノウハウの面からも、CWコースでの追い切りよりも坂路での追い切りの方が、より攻められるはずだからだ。

 と同時に、今回なぜ以前の調教パターンに戻してきたのか?ということも考えなければならない。

 もうこれ以上折り合い面に配慮する追い切りは必要ないという考えなのか?それとも前走の内容からこれ以上折り合いを求めるのを諦めたのか?

 競走馬というものは能力が高くなればなるほど乗り難しくなるものだと思っている。最近の例で言えばエピファネイアはまさにそんな感じだったし、かのディープインパクトも一つ間違えば制御不能になる危うさを持っていた。

 そんな難しい馬を御すのが騎手の技量というものだが、如何せん人間のやること。どうしても限界がある。馬を完全にコントロール下に置くことなど出来るはずがなく、それを公言するのは傲慢というものだろう。

 結局は暴走してしまう一歩手前のところで妥協するのが、人にとっても馬にとってもベストではないかと思うのだ。馬の後ろでどうしても我慢が出来ないのなら、別に逃げたって良いじゃないか?それが馬の個性というものでもあり、また逃げて結果を出している馬などそれこそ枚挙の暇がないほど居る。

 日本の競馬界に蔓延する必要以上に逃げを忌諱する空気。本当に不思議でならない。

 話が横道に逸れた。

 ミッキーアイルの出来に関してだが、休み明けということを考慮するとかなり良い出来だとおもう。気性的に鉄砲が効き易いせいもあるのか、だいぶ身体は仕上がっているようだ。

 坂路でも身体の使い方にブレは無かったので、体幹もしっかりと鍛えられていると考えてよいだろう。坂路の中ほどで少しふらついた場面はあったが、あれは身体的な問題ではなく気性的な問題だと思われるので気にする必要は無い。

 久々となる中山コースに関しても問題は無いだろう。馬体的にも大きなコースよりも小さいコースの方がよりアドバンテージを生かせそうなので、今までよりもパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。

 あとはレース展開と自身がどのような競馬をするかのみ。浜中騎手の判断に全てが掛かっている。

 - 追い切り

        
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