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リッチタペストリー 日本の馬場への適性は? / スプリンターズS追い切り

   

 相変わらず世界中で活躍を見せる香港所属のスプリンターたち。

 日本でもその傾向は顕著で、過去10年のスプリンターズSで香港所属馬は2勝(サイレントウィットネス、ウルトラファンタジー)。今年春の高松宮記念も、香港所属のエアロヴェロシティが完勝するなど猛威を振るっている。

 そして今回、そのエアロヴェロシティは遠征してこなかったが、同じく香港所属でアメリカG1スプリントチャンピオンシップSを制した経験を持つリッチタペストリーが、二度目のG1制覇を成し遂げるべく遠征してきた。

 現役世界最強と囁かれるエアロヴェロシティと比べると格下とはいえ、リッチタペストリーもれっきとしたG1馬で、世界トップクラスのスプリンターの1頭。果たして日本の馬場でどれだけの力を見せるのか、興味は尽きないというのが正直な気持ちだろうか。

 今週木曜日に中山競馬場で行われた最終追い切りの動きを観ても、香港所属のスプリンターに共通するパワフルさと同時に、日本の馬場で通用する為に欠かせないしなやかさも兼ね備えていることは、その動きから確認できた。

 そもそも日本で通用しない外国からの遠征馬は、芝でギャロップを踏ませたときに脚が芝をしっかりと捉え切れずに空転するような動きを見せるのだが、リッチタペストリーは繋ぎがしなやかで蹄が馬場をしっかりと捉えて粘り、パワーを空転させること無くスピードに転化させていた。

 これならば日本の高速馬場でもそれほど心配は要らないだろう。流れがとんでもなくスローとなり、上がり32秒台を要求されるような極端な上がり競馬にならない限り、実力どおりの走りを見せてくれると期待している。

 - 追い切り

        
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