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ハットトリック産駒がアルゼンチンでG1制覇!南米最強2歳馬へと名乗りをあげる

   

 地球の裏側から日本の競馬ファンにとって嬉しい報せが届いた。

 現地時間の25日、南米アルゼンチンのサンイシドロ競馬場で行われた2歳芝のG1、グランプリ・グランクリテリウム(亜G1)

 このレースにキャリア1戦で臨んだのが、現在アメリカで種牡馬生活を送っているハットトリック産駒であるハットプンターノ Hat Puntano

 いきなりのG1挑戦ということで、ここでどういう競馬を見せるか大いに注目されたが、道中最後方追走から直線大外に持ち出されると、必死に追われるライバルたちを尻目に馬なりのまま先頭へ進出。

 そして残り400を切ったあたりで満を持して追い出されると、後続を一気に突き放してセーフティーリードを築き上げるハットプンターノ。

 最後は2着のEqual Councellorに2馬身差を付け、見事G1初制覇を成し遂げた。

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 レースでは父ハットトリックを思い起こさせるような豪脚を見せたハットプンターノ。このレースの勝ち時計が1分34秒66で、同馬の1000m通過時の時計が動画から推定すると1分1秒6前後。

 ということは、ラスト3ハロンを上がり33秒フラットの末脚を駆使し駆け抜けている計算が成り立つ。実にサンデー系らしい、本当に素晴らしい切れ味だった。

 これで通算成績を2戦2勝としたハットプンターノ。今後は6月末に行われるシーズンの総決算、エストレジャス大賞ジュヴェナイル(亜G1・芝1600m)を目標に調整されることが予想される。

 このレースはアメリカのブリーダーズCを参考に創設された、南米版ブリーダーズCとも言える大レース。このレースを制することになれば、それは名実ともに南米最強2歳馬と呼ばれることになる。

 まだまだ底を見せておらず、更なる飛躍を感じさせるハットプンターノだけに、一月後、更なる大仕事の報せを是非とも耳にしたいものだ。

【ハットプンターノ Hat Puntano (亜国・Carlos D Etchechoury厩舎所属 牡2歳)】
 父:Hat Trick (JPN)
 母:Stormy Pursuer (ARG)
 母父:Bernstein (USA)
 通算成績:2戦2勝(内G1・1勝)
※詳しい血統はこちら

 - 海外競馬

        
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