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エピファネイアが繋靭帯炎の疑い、宝塚記念を回避

   

 衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 一昨年の菊花賞、昨年のジャパンカップを制し、6月28日に行われる予定のG1宝塚記念に出走する予定だったエピファネイア

 そのエピファネイアが11日、左前脚に繋靭帯炎を発症している疑いが浮上。大事をとって宝塚記念を回避する事が、管理する角居厩舎から発表された。

 間違いなく宝塚記念の主役の1頭となったであろう同馬の回避は、非常に残念でならない。

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 管理する角居厩舎の辻野助手によると、昨日の一週前追い切り後に左前脚の繋靭帯に腫れと痛みが出たとのこと。

 繋靭帯とは馬の脚の中にある3本の太い腱の中で、膝下辺りから脚の中心部辺りを走り、繋ぎを通って蹄に到る腱のことを言う(詳しくは下記図を参照)

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 辻野助手のコメントを読むと「無理をせず回避する」となっているし、故障の一報が追い切りよりも一日経った今日発表されたところを見ると、症状としてはそんなに重くないのかも知れない。

 またクラブ側の更新によると「左前脚の繋靭帯周囲に腫れ」となっているので、本当に繋靭帯炎まで進行しているのかも分からない。

 そういう微妙な感じだったので、とりあえず一日様子を見て痛みが引けば使うことも考慮に入れていたのではなかろうか。

 しかし一日経っても思ったよりも腫れも引かず痛みも残っていたので、無理をせずに出走を回避し休ませる事にした、そう言うことなのではなかろうか。というか、そうであって欲しいのではあるが・・・。

 馬の腱に関わる怪我というと屈腱炎が有名だが、繋靭帯炎も程度によっては屈腱炎と同じぐらい厄介だ。再発率も結構高く、この怪我で引退に追い込まれた馬も数多く存在する。

 それだけに怪我の程度が問題なのだが、エピファネイア・ファンの一人としては症状が軽い事を祈るばかりだ。怪我の程度が思ったよりも重い場合、引退という選択肢も有り得るだけに・・・。

 私はもう一度見たいのだ。エピファネイアが昨年のジャパンカップのように競馬場で躍動し、圧倒的な強さで駆け抜けるシーンを。だから是非とも帰ってきて欲しいと願っている。

 - 競馬雑談

        
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