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史上初の挑戦!藤沢和雄厩舎の2歳馬がイギリス遠征でデビュー!?

   

世界で最も晴れやかな舞台で2歳馬がデビュー!?

 昨年秋の天皇賞を制したスピルバーグが参戦を予定している、今年のロイヤルアスコット開催

 同開催はイギリス王室がアスコット競馬場で主催する競馬開催として、世界最高峰の格式と権威、栄誉を備える開催として広く競馬ファンに知られている。

 そのロイヤルアスコット開催で、藤沢和雄厩舎所属の2歳馬がデビュー戦を迎えるというプランが浮上してきた。

 実現すれば史上初の快挙となる2歳馬の海外遠征。さてどういうことなのだろうか?

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2歳馬の海外遠征は史上初

[スポニチ] 藤沢和厩舎2歳馬英デビュー準備 候補2頭、実現なら初
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/03/26/kiji/K20150326010050460.html

 昨秋の天皇賞馬スピルバーグ(牡6)などの古馬勢で6月に英国アスコット遠征を行う藤沢和師が25日、前代未聞のプランを明らかにした。2歳馬を帯同させ、アスコット競馬場でデビューさせるのだ。

 候補に挙がっているのはスティンガーのおいっ子、インジャスティス(牡、父ファルブラヴ)とレッドアルソード(牡、父ステイゴールド)。いずれも美浦トレセンでゲート試験に合格しており、調教のピッチを上げている。「2頭ともヨーロッパの競馬に対応できそうなパワーがある。態勢が整えば連れて行きたい」と同師。6月16~20日のロイヤルアスコット開催(英王室主催競馬)で行われる2歳戦(計6レース)から、ふさわしいレースを選択することになる。

 日本で調教した2歳馬の海外遠征が実現すれば初のケース。古馬勢は大阪杯から英G1プリンスオブウェールズS(6月17日、アスコット芝2000メートル)に挑むスピルバーグに加え、スーパームーン(牡6)、ルルーシュ(牡7)、ペルーサ(牡8)のオープン馬も帯同候補に挙がっており、5月27日に出国する予定。

 2歳馬を帯同馬としてイギリスに連れて行くのでは?という噂は以前から囁かれていたが、いよいよ具体的に動き出したらしい。

 候補として名が挙がっているのはファルブラヴ産駒のインジャスティスと、ステイゴールド産駒のレッドアルソード。インジャスティスはスピルバーグの馬主でもある山本英俊氏の持ち馬で、レッドアルソードは山本氏が実質的にオーナーを務める一口法人「(株)東京サラブレッドクラブ」の所有馬だ。

 この中でより候補として可能性の高いのはインジャスティスだろう。同馬は山本氏個人所有だから自由も利き、調整も順調だからだ。

 それにひきかえレッドアルソードは山本氏が実質的オーナーとはいえ、一口クラブの所有馬。同馬に出資している会員も少なくない数がおり、さすがにこの時期の英国遠征となると会員とクラブの間で一悶着あってもおかしくない。

 また同馬は先日左尻に出来た血腫の切開手術を実施しており、その経過観察中だ。簡易な手術だったとはいえ現在は運動を取り止めて馬房で静養中なだけに、インジャスティスと比べると調整に狂いが生じることは避けられないだろう。今後早期に運動を再開する可能性は高いが、渡英する可能性は少々下がったと思う。

 いずれにしてもいよいよ現実味を帯びてきた2歳馬の海外遠征。実現するかどうかはまだ不透明だが、非常に興味深い話だと思う。

 イギリスでデビューした馬が日本に帰国した場合、クラスの扱いはどうなるのか?など色々考慮しなければならない問題は多いのだろうが、金銭面を度外視すればロイヤルアスコットでのレース参戦は競馬ファン、関係者にとって夢の一つであるだけに、一口を楽しんでいる筆者としてもいずれはそういった馬に出資してみたいなと思わないでもない。

 今年のロイヤルアスコット開催まであと3ヶ月あまり。ことの推移を静かに見守りたいところだ。

 - 海外競馬, 競馬雑談

        
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