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エスメラルディーナとローブデソワが韓国G3トゥクソムカップに出走。背景にはノーザンファームの韓国戦略が!?

   

 先日、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏と子息の吉田俊介氏が韓国のセリでサラブレッドを購入したことがニュースになっていた。

 その時は購入した馬はそのまま韓国で走らすと聞き、世界各国で馬主として所有馬を走らせ現地とのパイプを築き上げるノーザンファームの戦略が、隣国である韓国でも始まったかと思ったものだが、このたび発表された韓国遠征の話もその戦略の一環なのかも知れない。

 9日、JRAは6月7日に韓国・ソウル競馬場で行われるG3トゥクソムカップ(ダート1400m)に日本から2頭の牝馬が登録したことを発表。

 その2頭とはエスメラルディーナローブデソワの2頭で、エスメラルディーナの馬主は吉田和美氏、ローブデソワの馬主はシルクレーシングと共にノーザンファーム傘下の2頭となる。

 条件的にも牝馬限定のダート1400mという条件が2頭にとって好ましいものであり、だからこそ遠征に踏み切ったのであろうが、前述のノーザンファームの韓国戦略がその決断の後押しをしたことは容易に想像できる。

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 韓国競馬は近年徐々に門戸を開放し始めており、2013年には韓国競馬史上初となる国際競走が開催。日本の大井競馬場から3頭の所属馬が遠征し、的場文男騎手騎乗のトーセンアーチャーが優勝したことは記憶に新しいところだ。

 そして今回満を持してJRAから2頭のオープン馬が遠征するわけだが、現状韓国競馬のレベルは日本でいうと南関東のオープンよりやや劣るぐらいだと推測され、2頭が力を出し切れればまず勝ち負けになることは間違いないだろう。

 ただこのレースは国際競走なので、日本以外の国からも遠征する馬がいる可能性はある。実際昨年はシンガポールからの遠征馬が地元韓国勢や大井競馬所属馬を相手に快勝しており、そういった馬たちが出てくれば強力なライバルになるだろう。

 現状日本馬以外の予備登録馬は分からない状況だが、今後の発表に注目したい。

【トゥクソムカップ】(韓国G3)~エスメラルディーナ、ローブデソワが登録 - netkeiba.com

 6月7日(日)韓国・ソウル競馬場で行われるトゥクソムカップ(韓国G3)は5月8日に予備登録が締め切られ、日本からエスメラルディーナ(牝4 美浦・斎藤誠厩舎)とローブデソワ(牝4 栗東・今野貞一厩舎)が登録した。

なお、登録した日本馬が出走した場合は、JRA所属馬による初の韓国遠征となる。

トゥクソムカップはソウル競馬場ダート1400m、5歳以下の牝馬限定の競走。フルゲート16頭で、総賞金は4億ウォン(約4400万円)。

 - 海外競馬

        
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