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【追記有】ウインバリアシオンが青森で種牡馬入り!?

   

 正直「もう・・・どっちやねん!」と言いたくなる位の迷走振りである。

 春の天皇賞で浅屈腱不全断裂を発症し、引退したウインバリアシオン。引退を発表した当初からクラブが乗馬入りすると表明したあと、JRAが種牡馬入りすると発表し、それをまたクラブが否定するという良く分からない迷走振りを発揮していた。

 そして今回再度の種牡馬入りのニュース。これは日刊スポーツが報じているようだが、先のグダグダ振りが有った為にいまいち信用しきれないというのが正直なところだ。

 これが事実ならば、おそらくクラブや同馬を生産したノーザンファーム主導の動きではなく、松永師や受け入れ先が積極的に動いた結果だろう。引退発表直後からの松永師のコメントを見ていると、おそらく同師があちこちに種牡馬入りを打診したのかもしれない。

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 何はともあれ、晴れて(?)種牡馬入りすることになったウインバリアシオン。同馬のファンはこの報に喜んでいることだろうが、正直今後の同馬の将来を考えると期待はほぼ出来ないだろう。種牡馬入りする先として、青森はほぼ最悪の選択に近い。

 ただでさえ生産頭数の少ない上に、青森で繋養されている上質な牝馬は北海道に運んで種付けすることが殆ど。日高で繋養される以上に配合相手には恵まれない筈だ。正直種牡馬として成功する可能性は皆無に近く、奇跡を望むのに等しいだろう。

 もし失敗すれば乗馬に転向する形になるだろうが、ノーザンホースパークに戻れる可能性は低くなった。あそこより乗馬として待遇の良い場所は現在の日本には無いと思われるので、この選択は正直どうなんだろうと思わざるを得ない。最悪種牡馬引退後に消息不明の可能性も決して低くないはずだ。

 これが個人オーナーの持ち馬ならばある程度は安心できるのだが・・・。種牡馬入りしたあとはクラブも関係を絶つだろうし、ウインバリアシオンの今後は非常に心配でならない。

【追記:12時15分】

 スポーツ報知に詳しい記事が来たので追記する。繋養先は青森県十和田市のスプリングファームとのこと。同牧場のほうからオファーを出したそうだ。

 代表の佐々木氏は「青森の馬産地振興のために期待しています」とコメントしている。是非ともウインバリアシオンの種牡馬生活が成功する様、大変だろうが頑張って欲しい。

 重賞2勝のウインバリアシオン、種牡馬入り - スポーツ報知

2014年の日経賞・G2など重賞2勝を挙げたウインバリアシオン(牡7歳、父ハーツクライ)が21日、青森県十和田市のスプリングファームで種牡馬入りすることが分かった。同馬は今年5月3日の天皇賞・春(12着)のレース中に故障を発症。左前浅屈腱不全断裂の診断され、現役を引退。当初は乗馬になる予定だったが、同牧場のオファーで種牡馬として、第二の人生を歩むことになった。

 同ファームの佐々木代表は「東日本大震災のあった年(11年)のダービーで、オルフェーヴルに続く2着が印象に残っています。青森の馬産地振興のために期待しています」と、東北の星として大きな期待を寄せた。種付けは来年からスタートする予定。

 - 競馬雑談

        
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